山道でグーンと速度を出して乗るバイク。カーブで自分の身体との一体感を味わいながら軽やかに走るバイク
「バイクって楽しい…」
そう思いながらルンルンで下り坂を駆けていたら、目の前に右カーブが…
「やばい!曲がりきれない!」
と思った次の瞬間、右側に転倒
当時、時速は60km/hを超えていたと思います
この記事は、つい昨日バイク事故を起こしたばかりの私が、反省の意をもって書いたものです。
これからバイク人生をスタートさせていく若者ライダーの参考になれば幸いです!
私が起こしたバイク事故について
どんな状況で起きた?
今回は幸い自損事故でした。

- 車種: セロー250
- バイク歴: 1ヶ月半
- 同伴者: なし
- 事故時のスピード: 時速60~70km
免許を取得し、バイクに乗り始めて1ヶ月半ほど経った頃。
普段は通学用(片道5kmほど)に使っており、長距離のツーリングをするのは2回目でした。

天気が良く、交通量の少ない、絶好のツーリング日和だったよ!
三瀬トンネルを抜けた後の峠道で、右カーブを曲がりきれず、時速60~70kmのスピードで右側に転倒しました。
バイクは左側のガードレール下に挟まってしまいました。
事故直後はどうした?
転倒して最初に思ったことは…
「バイク一人で持ち上げれるかな?エンジン動くかな…?」
初めは少し転んだくらいの気持ちで、足は少し痛かったけれど、普通に歩くことができました。

自分の身よりバイクの方が心配…!
ただ、バイクを道路側に引いて持ち上げようとしてもできず…
どうしようかと途方に暮れていると、気付けば通りすがりの男性が3名、それぞれ車を停めて助けにきてくださいました。
とりあえず3名の方が力を合わせてバイクを持ち上げてくれて、エンジンが動くかどうかの確認をしました。
バイクは大きな問題なし。
次の問題は私の足のケガ。よく見ると、右膝と左足首から大量の血が出ていました…!
やっぱり痛い、乗って帰ることはできなそう。
助けにきてくださった3人のうちの1人が、救急車を呼んでくれました。

こんなに大ごとになるとは、、
すぐに救急車が到着し、応急処置をしてもらいながら事情聴取を受けました。
バイクは一旦道路わきに置いておくことにし、私は近くの病院に向かうことに。
救急車に乗るのは初めてで、事故後すぐであったこともあり、すごくドキドキしました。
近くの病院に到着し、担架で運ばれて救急診療室へ。
右膝と左足首に深い傷があったため、消毒を行い、縫合。
右膝は10針、左足首は5針程度縫いました。
処置が終わり、病院に駆けつけてくれた母の顔を見ると、なんだか安心して涙が溢れてきました。
事故というものは、不安や緊張による大きな精神的なストレスがかかるものなんだと感じました。

事故後しばらくは血圧が普段より30くらい高かったです…!
事故を防ぐために
カーブ前できちんと減速する
若者ライダーの特徴として、「スピードを出しすぎてしまう」というのがあるようです。
これは、危機管理能力が低いためだと言われています。
実際私も、下り坂のカーブを時速60km以上で走行してしまっていました。
教習所のことを思い出すと、カーブ前に時速20km台に落とすように習った記憶があります
高速道路後のスピード感覚に注意する
これもスピードの話ですが、
高速道路ではスピード感覚が麻痺してしまい、その後の一般道での走行に影響を及ぼすことはよく知られています。
私は、高速道路ではないですが、「三瀬トンネル」を時速70~80km程度で走行していました。
普段のスピード感覚が麻痺し、トンネル通過後は普段よりスピードを出してしまっていたと思います。
事故時のケガを防ぐために
事故時の私の装備は、以下の通りです。

- フルフェイスのヘルメット
- 厚手の手袋
- 革ジャン(バイク用品ではないもの)
- ジーパン
- ローカットのスニーカー
今回私のケガに影響したのは「ジーパン」と「ローカットのスニーカー」です。
「膝のプロテクターがついたズボン」や「ハイカットのライダーシューズ」を装着していれば、ほぼケガなく終えることができたはずです。

ちゃんとした装備はお金がかかるから買っていなかった…
1番お金をもっていない時期なのに1番事故リスクが高い、というのはなんとも世知辛いですが、、
バイクの装備は絶対に節約するところではない!
と今回の経験をもって強く感じました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、バイク初心者の事故の特徴について、実体験をもとに考察してみました。
最低限以下に注意する必要があると感じました。
これからバイクに乗り始める方、これから経験を積んでいくライダーの方の参考になれば嬉しいです。
また、バイク事故でかかった費用についても、別の記事にしようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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